押尾コータローさんの『Tussie mussie II 〜loves cinema〜』の発売記念ライブ『弦音』の紀尾井ホール(2016年3月4日)の回に行ってきました(=゚ω゚)ノ
2016年4月15日の千秋楽が終わってから書こうと思っていたら、こんな日付に(^_^;)SNSで情報も結構まわってると思いますが、ザックリとレポート。
今までにないライブ
これまでの「押尾スタイル」とは全然違うライブに、戸惑ったファンの方も多かったんじゃないかと思います。違うなーと思った点を。
- まったりな雰囲気
手拍子とかウェーブとか、コール&レスポンスとか、そういうの一切なし。 - 初のクラシックホールでのライブ
音響もかなり生音重視。客席からのくしゃみ、物音、めちゃめちゃ響きます。 - 押尾さんが立たない!座ったまんま!
ストラップ&立ち弾きスタイルのお方なのに!! - 自分でチューニング!
暗転中にギターを届けてくれるスタッフさん(音丸さん?)が居ません。 - 機材が少ない!
いつものどでかいアンプスピーカーがありません。 - ギターは四本だけ
しかも出しっぱなし。以下↓舞台イメージ。こんな感じでした。シンプルで渋い。左から、Tacoma papoose、Melville、Gibson、Graven OM
- どのギターで弾くんやったかなあ。
ギターを持って来てもらわないと、どれで弾くのかわからなくなってしまう様です(「次、何弾くんやったかなあ?」みたいな事も言ってたかもw) - まさかの2部構成
クラシックのコンサートにならって、前半・後半の2部構成でした。アンコール前にトイレ我慢しなくてよかったのは助かりましたwww
セットリスト
第一部
- Melody Fair
- Shape Of My Heart
- The Godfather Medley
- Ben
- ライムライト
- Stand By Me
- The Never Ending Story
第二部
- 風の谷のナウシカ
- ニューシネマパラダイス
- 同級生(Medley)
- 木もれ陽
- 黄昏
- 桜・咲くころ
- 君がくれた時間
アンコール
- ボレロ
- Smile
感想とか
10thライブの時の、秋のバラードサイドツアーを思い出しました。仕事上がりだった事もあり、若干スリープサイドになってました(すみません)。
押尾さんといえば、他のギタリストには真似できない大迫力サウンドが特徴と思いますが、それに頼らない生のギタリスト押尾コータローを見ました。改めて、ギターうまいなあ、と。
ツイッターやフェイスブックだと、「内容は良かったけど、ちょっと物足りなかった」みたいな感想をよく見かけましたが、それを差し引いても魅力的な演奏するんだなあ、と再確認。
そうそう、まったりな雰囲気の中で(花粉症我慢しながら)MCされてましたが、相変わらずの面白トークでした。ゴッドファーザーのくだりとか、チャップリンの「スマイルスマイル!」のくだりとか、映画にまつわる小話がいろいろ聞けて、演奏の世界をより楽しめました。
第2部の後半でやってる押尾さんのいつもの曲も、実は映画で使われてたんですね!知りませんでした(=゚ω゚)
- 「船を降りたら彼女の島」 ⇒ 木もれ陽、黄昏
- 「冬の幽霊たち」 ⇒ 桜・咲くころ