電池駆動アンプの比較レビューを書いてみました。YAMAHA vs Rolandです(=゚ω゚)ノ
※2つのアンプは若干ジャンルが違いますが、悪しからず。
YAMAHA THR5A
- 出力:5W+5W
- スピーカー:8cm×2
- サイズ:幅27cm × 高さ16cm × 奥行き12cm
参考:ヤマハ公式サイト
Roland MICRO CUBE
- 出力:2W
- スピーカー :12cm×1
- サイズ:幅24cm × 高さ22cm × 奥行き16cm
参考:ローランド公式サイト
並べてみた。
THR5Aの方が小型ですが、ちょっと横長です。カバンとかには入りやすい……かな?
体重計に乗せてみた。
電池抜きです。どちらも公式発表よりも少し重いですw
つまみ比べてみた。
THR5Aの場合
アンプシュミレーション
- CONDENSER
- DYNAMIC
- TUBE
- NYLON
- EG CLN
エフェクト
- COMP
- CMP/CHO
- CHORUS
- DELAY
- DLY/REV
- HALL
コントロール
- BLEND
- MASTER
- TONE
- VOLUME
アンプシュミレーション
- ACOUSTIC
- JC CLEAN
- BLACK PANEL
- BRIT COMBO
- STACK CLASSIC
- R-FIRE
- MIC
エフェクト
- CHORUS
- FLANGER
- FHASER
- TREMOLO
- DELAY
- REVERB
コントロール
- GAIN
- VOLUME
- TONE
電池駆動の場合
- THR5Aは単三電池8本で6時間程度の連続駆動
- M-CUBEは単三電池6本で10時間程度の連続駆動
と言われています。M-CUBEの方が電池が少ないのですが、低出力なので駆動時間も長いんですね(´・ω・`)
ちなみに、THR5Aを電池駆動させた時に、音圧を上げると電源が突然切れるというレビューを見かけますが、それは単純に電池切れの症状です。
その他
チューニング関係で、THR5Aはクロマチック・チューナーを搭載していますが、M-CUBEはTUNING FORK(音叉)を搭載しています。
もっとも、M-CUBEの後継機であるM-CUBE GXではクロマチック・チューナーを搭載となっています。
また、本記事では取り扱ってませんが、THR5AはPCとUSB接続し、専用アプリのTHR EDITORを使ってより細かい音作りが可能です。
M-CUBEの後継機であるGXでも、スマホアプリとの連携機能なんかを搭載しているらしいので、最近のアンプの進化はすごいですね(´・ω・`)
個人的な感想
Yamaha THR5Aを使ってみて
- アコースティック特化なだけあって音がキレイ。音の解像度(密度)が高い感じ。
- リバーブの広がり方が自然。
- コンデンサーのモデリングを使うと、エレアコの硬い音も、温かみのある音色に早変わり。
- コンプレッサーがついているので、録音時に波形がキレイ。
- ちょっと大きな音を出すとすぐに音割れするのが玉にキズ。
- 割と低音がよく出るけど、ブーミーになりすぎるという意見も。
- バンドの中やストリートだと音が埋もれやすい気がする。
- アコースティックのソロ向き。
Roland MICRO CUBEを使ってみて
- エレキでもアコースティックでも使えるマルチエフェクト。
- いろいろ遊べて楽しい。
- 軽くてちょっと硬い音が出る。アコースティック・ソロではちょっと物足りない。
- 低音は苦手。どれだけTONEを左に回しても、低音はあまり出ない。(後継機のGXでは重低音付加のエフェクトが搭載されたので、改善してるかも?)
- ストリートで弾いても音が埋もれにくく、よく通る。
- バンド・セッションや、ストリートパフォーマンス向き。
動画もあります。
なんと4本も(笑)
撮影中はYamahaの圧勝と思っていましたが、動画で聞いてみるとRolandの方が音がくっきりしてて良いかな、と。SNSでもそんな感想をいただきました。
iPod touchの内臓マイクで録音したのですが、『音がとおりやすい』というM-CUBEの特性が活きた事例かもしれませんね(=゚ω゚)
【Guitar版】Roland MICRO CUBE vs Yamaha THR5A弾きくらべ
【Ukulele版】Roland MICRO CUBE vs Yamaha THR5A弾きくらべ
電池駆動アンプ【YAMAHA THR5A】レビュー
電池駆動アンプ【Roland MICRO CUBE】レビュー
そんなこんなで、アンプ比較レビューでした。
購入を検討されている方は、参考にしていただければ(=゚ω゚)ノ