楽器の練習法っていろいろ考案されていると思いますが、多くの方がつまづく練習に『暗譜』があると思います。今回は僕もやってる、脳科学的に正しいと考えられるシンプルな暗譜のコツをご紹介します(=゚ω゚)ノ
※今回は理論ベースのお話です。
楽譜を見て、覚えて、閉じて弾く
まずは結論から。
楽譜を見たら、必死に覚えて、楽譜を閉じて弾きましょう。
コツは以上です。
納得できない方のための以下解説
楽譜を見ながら弾く場合
楽譜を見ながら弾く場合を考えましょう。
- 楽譜を見る
- 情報を読み取る
- 弾く
という流れになります。
「記憶する」という行程が抜けていますね。
そりゃ覚えられなくて当然というもの。
楽譜を閉じて弾く場合
今度は、一度楽譜を見て、閉じて弾く場合を考えます。
- 楽譜を見る
- 情報を読み取る
- 覚える(楽譜を閉じる)
- 弾く
先ほどと違って『記憶する』という行程が発生しましたね。
(ザックリですが)これは短期記憶と呼ばれます。短期記憶を繰り返すと重要な情報と認識され、長期記憶に移行する可能性が高くなります。
目を離すとすぐ忘れてしまう?
覚えられなくてイライラする?
安心して下さい。(頭に)入ってますよ。
強い感情は記憶の定着を促進する
イライラ、悔しい、楽しいなどの感情が強くなると、脳の扁桃体という部分の活動が高まり、隣接している海馬(記憶に関与)を刺激し、長期記憶への移行を促します。
なので、覚えられなくてイライラするなど、感情が高まっている時は、記憶が定着しやすいタイミングです。
今がチャンス!
ボーナスタイムですよ!
楽しい思い出、感動したこと、悔しい思い出、悲しかったことなど、強い感情とセットになっている物事ほどよく覚えているのって、実は扁桃体や海馬のおかげと言われてます。
実はまだまだネタが…
いかがでしたか?結構昔から言われてる方法なので、知ってる人も多かったかもしれません。知らなかったという人は、是非試してみて下さいね。
この手の「科学的に正しい」ネタっていま流行してるっぽいです。いろいろ目にして、そこそこ蓄えもあるので、需要があれば、ギターやウクレレへの応用方法として紹介してみようかな?と
それでは(=゚ω゚)ノ